斜里海浜サケ・マス釣りルール説明会を開催しました(R6.7.25)

更新日:2024年08月02日

1.日時

令和6年7月25日 18:00-19:20

2.場所

ゆめホール知床会議室1(オンライン併用)

3.出席者

11名

4.内容

(1)開会のご挨拶

(斜里町役場産業部長鹿野より)

 

(2)サケ・マス釣りルールの説明

(水産林務課長森より)

 

(3)質疑応答
・町ではライセンスができないとの事であるが、海区漁業調整委員会は漁協の組合長の集まりであり、組合長たちの考えにより委員会指示が出せるのではないか。(会場)

→基本的に北海道からの発動要請により委員会指示が出され、北海道の意向に反することは難しいと考えられる。ただし、ローカル・ルールに法的裏付けを付与するのに最も近道なのが委員会指示であり、その方向に向けて北海道や国に要請を行っている。(森)

・全国に釣り公園があるとの事であるが、そのような設定を海岸や斜里漁港防砂堤に行い、有料化すればよいのではないか。(会場)

→釣り公園は港湾等の施設管理者により整備・管理されているものであり、海岸に設定できるとは認識していない。また斜里漁港防砂堤は、高波時立入禁止が守られずに事故が相次いだことにより、管理者である北海道が閉鎖した経緯であり、再解放は難しいと考えられる。閉鎖されてから「どうすればいい」ではなく、そうなる前に釣人自身が考えて行動してほしい。(森)

・斜里のルールが適用される範囲はどこまでか。網走でもルールが検討されているとの事だが、小清水の海岸はどうなるのか。(会場)

→トウツル沼の西側に小清水町との町界があり、ルールの適用範囲は町界まで。小清水町でもルールが検討されている。(森)

・竿の間隔を規定していないため、間隔を広く取られると、これまで変わらない。(会場)

→ルール検討の際は、間隔についての議論もあったが、実効性の担保が難しいこと。ヒグマ対策で「荷物は手元に」としていることから、間隔についての規定は設けなかった。混雑しているときは譲り合って使用してほしい。(森)

・車に寝泊まりして何日も滞在する人を制限できないか。昨年は場所が無くて釣りができないことが何回もあった。(会場)

→テント設営を24時間以内としたことで、一定の歯止めになると考えられる。また竿3本としたことで、宿泊してまで場所を確保する必要性は薄まっていると考えられる。町内の方が釣り場を確保しにくくなっていることは課題と認識している、今回のルールによる人の増減、混雑度合いの変化については注視していきたい。(森)

・奥蘂別川河口から西1線川までの間は、公園区域の網掛けがされているが、車で入れなくなるのか。(会場)

→斜里川河口西側は網走国定公園であり、渚まで範囲に含まれることから、砂浜に車で入ることは不可。一方で奥蘂別川河口から西1線川までの間は道自然環境保全地域特別地区であるが、この設定は国有林の範囲を対象としたもので、渚までは含まれていない。(森)

・今回のルールによる秩序維持に期待している。(会場)

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