高齢者肺炎球菌

▼ 肺炎球菌とワクチンについて

・肺炎は日本の死亡原因の第5位であり、成人の肺炎の約2～3割は肺炎球菌という細菌により引き起こされ、血液の中に細菌が回ってしまう敗血症などの重い感染症の原因になることがあり、注意が必要な疾患です。

・肺炎球菌による感染症に対して、すべての肺炎などが妨げるわけではありませんが、有効性・安全性が確認されているワクチンがあります。

▼ ワクチンの効果

・肺炎球菌には90種類以上の血清型があり、定期接種で使用される23価肺炎球菌ワクチンは、そのうちの23種類の血清型を対象としてワクチンです。

・対象とする血清型の侵襲性肺炎球菌感染症を4割程度予防する効果があります。

※侵襲性感染症とは、本来は菌が存在しない血液、髄液、関節液などから菌が検出される感染症のことをいいます。

▼ ワクチンの安全性

・ワクチンの接種後に、副反応が生じることがあります。

・主な副反応には、接種部位の症状（痛み・赤み・腫れなど）、筋肉痛、だるさ、発熱、頭痛などがあります。

・接種後に気になる症状や体調の変化が現れたら、すぐに医師にご相談ください。

▼ 定期接種の対象 （定期接種は1,2,3を通して生涯で1回のみとなります）

※ 65歳を超える方を対象とした経過措置は2024年3月31日に終了しました。

▼ 自己負担額

3,000円 （生活保護の方の自己負担はありません）

▼ 接種場所 町内医療機関

▼ 接種方法

上記医療機関の予約有無をご確認・ご予約の上、受診してください。予診票は各病院にございます。

▼ 町外医療機関で接種する場合

接種料金を全額自己負担していただき、ぽると21 健康子育て課にて払い戻しの手続きをします。

手続き後、自己負担額を差し引いた額が払い戻しとなります。

問合せ：総合保健福祉センターぽると21

健康子育て課 健康支援係 電話番号0152-26-7116