鳥獣被害・電気柵アンケートの結果について

更新日:2024年12月24日

JAしれとこ斜里・斜里町・知床財団では、町内での鳥獣被害と電気柵の設置に関する現状を把握することを目的として、町内在住の農家を対象にアンケート調査をおこないました。実施期間は令和6年2月19日~3月2日で、回収率は86.5%でした。

アンケートの結果からは、エゾシカやヒグマを中心に町内での鳥獣被害は現在も増加中であると考えられているようです。対策のひとつとして、多面的機能支払交付金を利用し、電気柵を設置することで、被害が軽減された農家が多くいることがわかりました。ただし、資材費や運用にかかる労力がネックとなって、電気柵の導入を思いとどまっている農家もあり、設置撤去や維持管理の外注費補助・講習会・現地指導がその打開策となると考えられます。

結果の詳細については、広報誌『JAジャーナルしれとこ斜里』2024年11月号で公開しています。下記リンクから閲覧可能です。

「鳥獣被害・電気柵アンケートの結果報告」(外部サイト)

お忙しい中アンケートにご協力いただいた農家のみなさま、および広報誌の誌面をご提供いただいたJAしれとこ斜里さま、誠にありがとうございました。いただいたご意見を参考に、みなさまとともに鳥獣被害の低減に向けた対策を検討してまいります。