子ども医療費助成(旧:乳幼児等医療費助成)
この制度は、子どもの疾病の早期診断と早期治療を促進して、子どもの健康の保持及び福祉の増進を図るため、保険診療の本人負担分を北海道と斜里町が助成する制度です。
斜里町では、令和5年8月1日から高校3年生(18歳に達する日の属する年度の末日)までに医療費助成の対象年齢を拡大します。名称についても「乳幼児医療費助成制度」から「子ども医療費助成制度」へ変更します。
対象者
未就学児から高校生〔18歳に達する日(誕生日の前日)以後最初の3月31日まで〕
助成内容
医療費の自己負担額を助成します。
「子ども医療費受給者証」を全道の医療機関に提示することにより、無料で受診できます。
申請方法
前年中の所得を確認し、交付します。
今年(1月~7月の申請の場合は前年)の1月1日に斜里町にお住まいの場合は、斜里町で所得確認が可能ですが、今年(1月~7月の申請の場合は前年)の1月2日以降に斜里町に転入された方は、斜里町で所得確認ができませんので、前年中の所得額がわかるものをお持ちください。
申請に必要なもの
- 子の保険証
- 今年(1月~7月の申請の場合は前年)の1月2日以降、斜里町に転入された保護者の場合、下記の書類いずれか1通
- 今年(1月~7月の申請の場合は前年)1月1日住所地の市町村が発行する所得・課税証明書
- 今年(1月~7月の申請の場合は前年)1月1日住所地の市町村が発行する市(町)民税通知書
- その他、源泉徴収票等所得額のわかるもの
(注意)所得がわかる書類を持参される場合は、年度にご注意ください。
- 世帯全員分の個人番号(マイナンバー)のわかるもの
立替払い
次の場合は、立替払いとなります。
なお、立替払いした医療費については、申請により払戻しが受けられます。
- 北海道外の病院で受診したとき
- 子ども医療費受給者証を忘れてしまったとき
- 医師の判断により補装具をつくったとき(医師の証明書が必要です。)
医療費の払戻し
- 必要なもの
- 領収書
- 保険証
- 受給者証
- 振込先金融機関の口座番号
- 受給者の個人番号(マイナンバー)のわかるもの
- 請求期間
診療を受けた翌日初日から1年間を経過した医療費については、払戻しができませんので、必ず1年以内に申請してください。 - 振込
- 1日~15日までに申請した場合…月末振込
- 16日~末日までに申請した場合…翌月末振込
助成対象外の費用
以下のような保険対象外分については、給付の対象となりません。
- 入院時食事療養費
- 差額ベッド代
- 寝具類代
- 診断書料
- 住診時交通費
- 薬の容器代
- おむつ代
- 予防接種
- 乳幼児検診
- 選定療養費
受給者証の更新
受給者証は毎年更新となります。
転入などにより所得が把握できない方を除き、町で所得を確認し、7月下旬頃に新しい受給者証を郵便でお送りいたします。
所得が把握できない方に対しては、お知らせを送付いたしますので、所得のわかるもの(源泉徴収票・確定申告書の控え・所得課税証明書・市町村民税通知など)を提出願います。
届出が必要な場合
以下のような場合は、届出が必要ですので、役場医療年金係までお越しください。
- 加入している保険の種類・記号番号などに変更があった場合
- 住所や氏名に変更があった場合
- 他の市町村へ転出する場合
- 死亡した場合
- 生活保護を受けることになった場合
子ども医療費助成 Q&A
質問.乳幼児検診は、払戻しの対象となりますか?
回答. 乳幼児検診は、払戻しの対象にはなりません。
医療費助成制度はあくまでも、保険診療の本人負担分を助成する制度ですので、保険適用外である乳幼児検診は、払戻しの対象から外れることになります。
なお、4ヶ月健診からは「ぽると21」にて、無料で受診できますので、詳しくは、保健福祉課・保健推進係までお問い合わせください。
質問.町外の総合病院を受診した際、選定療養費を支払いました。これは何ですか?
回答. 選定療養費とは、「200床以上の病院での初診に対して、他の医療機関の医師の紹介状がない場合などに、患者さんの自己負担として病院が請求できる」ことになっています。
これは、保険対象外となりますので、医療助成の対象とはなりません。
選定療養費の詳しい基準については、各病院にお問い合わせください。
質問.保険証ができる前に、病院に受診し、医療費10割分を全額支払いました。医療費助成で戻ってきますか?
回答. まず加入している各健康保険組合・共済組合等に、立て替えた分の8割分を請求していただき、支給を受けた後、支給金額がわかる書類(支給決定通知書等)をお持ちの上、役場医療年金係にて払戻し申請を行ってください。
なお、役場に申請の際は、10割支払った領収書や診療明細書のコピーも必ず持参ください。
更新日:2023年07月11日