重層的支援事業(移行準備事業)の取り組みについて

更新日:2024年10月17日

日頃の取り組みをご紹介

中斜里シャトラン インスタグラム

重層的支援事業とは

重層的支援体制整備事業とは、地域住民の生活上の様々な課題に対して、包括的かつ継続的に支援を行うことを目的とした事業です。この事業は、複雑化・多様化する課題に対して、従来の支援制度では対応が難しいケースにアプローチするため、令和3年度改正の社会福祉法によって創設された事業です。

重層的支援体制整備事業は、地域に根ざした支援体制を強化し、住民一人ひとりが抱える多様な課題に対して、切れ目のない支援を行うことを目指しています。

厚生労働省HPより

重層的支援体制整備事業への移行準備事業について

斜里町では、包括的相談支援業務による個人への支援だけでなく、地域に向けてのアウトリーチの支援や、住民が主体的にかかわる地域づくりを、この重層事業を通じ、地域と協働する基盤づくりを進めてきました。

重層移行準備事業 全体 地域共生社会の実現に向けた地域づくり 生活困窮者就労支援
多機関協働事業 アウトリーチ 参加支援事業 地域づくり事業
R4 ケース共有会議
地域課題の発見と共有
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R5 多世代交流拠点
人材の整備
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R6 居場所運営
アウトリーチ
R7~ 重層的支援体制整備事業への本格移行へ
多機関協働事業

・地域の福祉課題に対処するため、多機関協働の取り組みを推進しています。

・主に包括的相談業務における多問題化したケースについて多機関でのケース共有会議を定期的に開催しています。

住民参加型の社会問題井戸端会議

・定期的に開催されるフリーディスカッション、グループワークの場では、地域の声を集め、地域住民同士が協力して社会的課題の解決に取り組むための重要なコミュニケーションの場として機能しています。

アウトリーチ等を通じた継続的支援事業

・職員が地域に直接出向き、住民の声を聴いて課題をヒアリングしています。このヒアリングで得られた情報は、社会問題井戸端会議でも共有され、地域全体での課題解決に向けた議論を深める場となっています。

参加支援事業(多世代交流拠点)

・中斜里地域をモデルとして誕生した「シャトラン」では、子どもから高齢者まで幅広い世代が交流し、互いに支え合う居場所として運営されています。孤立防止や地域課題の解決に役立つ場となっています。

参加支援事業(放課後等デイサービス)

・地域の子どもたちが安心して過ごせる環境を提供するため、放課後等デイサービスの運営支援も行っています。

この記事に関するお問い合わせ先

民生部 地域福祉課 地域支援係
〒099-4117
北海道斜里郡斜里町青葉町40番地2
電話番号:0152-23-6644
ファックス番号:0152-23-6670

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